2023年セ・リーグ個人タイルの行方(打撃部門)

プロ野球

ペナントレースも残り少なくなってきました。
順位も大方見えてきましたので、気になるのは個人タイトルの行方。
チームの勝ち負けが一番とはいえ、個人事業主であるプロ野球選手にとって、タイトルを取る取らないは、その後の野球人生を大きく変えることも事実です。
今日9/23時点でタイトルを占ってみようと思います。

打撃・走塁部門

首位打者

打撃成績を見てびっくり。3割打者がたったの2名しかいません・・・
宮崎(DeNA)0.333
西川(広島)0.309

しかも両名とも、まだ年間規定打席(443打席)に達していません
西川はケガのため二軍調整中で、年間規定打席到達が微妙なため、宮崎がケガで離脱しない限り、タイトル取得は間違いないと思います。
3割打者は一流の証というだけあって難しいんでしょうけど、たったの2名とは寂しい限りですね。
ちなみに、万一、上記2人が規定打席に到達できなかった場合は、サンタナ(ヤクルト)、牧(DeNA)にチャンスが巡ってきます。

ホームラン

こちらは、岡本和(巨人)で確定です。
40本越えは自身初
6年連続30本塁打以上と、長距離砲として毎年安定した成績を残しているのは立派です。
岡本和(巨人):41本
村上(ヤクルト):31本

村上は昨年が良過ぎたので今年は目立っていませんが、やはり地力はありますね。

打点

こちらは、牧(DeNA)がトップを走っています。
牧は、打率4位、ホームラン3位、打点1位と、全部門で上位に付けているのは流石です。
牧(DeNA):102
岡本和(巨人):93

ホームランが打てる岡本なので、逆転の可能性はありますが、打撃3部門で安定した実力を持つ牧なので、このまま逃げ切ると思います。

最多安打

上位の成績を見ていきます。
牧(DeNA):157本
岡林(中日):157本
中野(阪神):156本

大接戦ですね。
残り試合数もほぼ同じ。
強いて言えば、チームの順位がすでに確定し、かつ、足も速い中野が逆転でタイトルを取ると予想します。

最高出塁率

大山(阪神):0.405
宮崎(DeNA):0.401
・岡本和(巨人):0.381
・村上(ヤクルト):0.381

当然出てきた大山の名前。
そう、四死球の数がリーグトップなんですよね。
ちにみに、リーグ上位6人のうち4人が阪神勢(大山、近本、中野、佐藤)
これが今年の阪神の強さの秘密です。

盗塁

近本(阪神):27
・中野(阪神):19

四死球をたくさん取って、盗塁をたくさんする。
他球団から見ると、本当に嫌な1,2番ですよね。
盗塁王というからには、少なくとも30は越えて欲しいと思いますが、近本で確定です。

おわりに

野球はもちろんチームスポーツで、チームが勝つか負けるかが全てではありますが、投手VS打者という1対1の個人対戦がはっきりと見れる競技でもあります。シーズンも残りわずかですが、個人成績に注目してみるのも楽しいもんですよ。

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